オンライン・フォーラム「コロナ禍の複合的危機を問う」を開催しました。

 THE LEADS ASIAが一般社団法人ピースボート災害支援センター(PBV)、早稲田大学韓国学研究所(WIKS)、Project Peaceologyと共催したオンラインフォーラム「コロナ禍の複合的危機を問う」が7月20日(月)に開催されました。  パンデミックと大規模な自然災害が重なる未曾有の事態に、複合的に発生する諸問題について支援や協力の仕方を考え直す必要に迫られています。  今回は様々な分野の専門家が集結し、感染症・災害という越境的な問題に際して、人的交流が制限される中で現在゙起きている九州地方やアジア各地の災害にどのような支援ができるのか議論されました。  THE LEADS ASIAからは代表2名が出席し、隣接するアジアの国々では災害に関する意識や知識・経験を共有する必要性があること、そして私たちのプラットフォームを使って出来ることなどを参加者の方々と議論させて頂きました。その模様をお伝えします。 ◾︎一般社団法人ピースボート災害支援センター(PBV)  今なお被害が広がる九州の大災害を受けて、一般社団法人ピースボート災害支援センター(PBV)実働者の方々のお話では”コロナ禍”における自然災害支援について以下のような課題が共有されました。 人の接触が阻まれることが意味する問題 復興が進まないことで懸念される災害関連死の増加 感染症予防と災害支援のバランスの取り方  また、いつ災害が起こっても対応できる知識「災害リテラシー」を一般に広める為にはどのような取り組みが必要なのか、具体的なエピソードも。  (PBV公式ホームページより) ◾︎舞台「イシノマキにいた時間」  2万人の動員を記録し、売り上げの全額を被災地へ寄付したことで知られる【舞台「イシノマキにいた時間」】の俳優陣の方々からは、舞台の誕生秘話や災害支援にあり得る多様な視点、また演劇という文化活動が社会問題の解決にどのような役割を果たすのかについての興味深い内容がシェアされました。被災地へ寄せる想いを文化活動を通して「温かい支援」に繋げていく原動力に、一同が圧倒されました。 同舞台は8月の4日(火)、5日(水)にオンラインで再演されます。(ご予約はこちら) ◾︎NPO法人ホロコースト教育資料センター  人権教育のスペシャリスト、NPO法人ホロコースト教育資料センターの石岡史子さんには、問題解決における対話の必要性、そして教育現場での演劇の活用などが示唆されました。石岡さんからは具体的な事例としてユネスコ後援で行なっている演劇技法を通じた人権教育「ハンナのかばん」が紹介され、さらなる様々な領域の専門家のコラボレーションの可能性についてが参加者で話し合われました。 (NPO法人ホロコースト教育資料センター公式ホームページより) ◾︎Choose Life Project  政治とメディアの関係性を問い直し、社会問題に新たな視点で切り込み注目を集めている【Choose Life Project】 代表、佐治洋さんにもご参加頂き、ネットだからこそ出来る双方向的な発信の形について共有された他、災害支援に際してメディアと他団体が協力する可能性について議論することができました。 (公式YouTubeチャンネルより)  現在起きている自然災害に対して、また今後再び起きた際に、これ以上の犠牲を出さない為にはどのような取り組みが有効なのか。一人一人が「いま、ここで」出来ることを考え、そして日々の行動に繋げていく必要があります。  私たちも、NGO団体として地域間で協力しあいながら、建設的な対話を重ねて可能な取り組みや支援の在り方を模索していきたいと思います。  参加者の皆様、ありがとうございました。 THE LEADS ASIA